一アマ(第一級アマチュア無線技士)の勉強法サイト【教科書要らず!】
一アマは本を買わなくても合格可能!
一アマはネット上に対策情報が多く出ており、市販の参考書を凌駕するような解説もあります。理系大学出身で数学、物理の基礎的な知識(もしくはかすかな記憶)があれば、参考書を買わなくても対策は可能でしょう。(※大学の数学、物理に少し不安がある方や文系の方は、当ページ末尾に参考書を紹介しておきます。)
このページでは、一アマ合格のための情報源をまとめています。
ベースは過去問!
一アマの過去問は、当サイトの下記ページに7年分ほど掲載しています。数字は違えど、多くの問題が過去問からの流用なので、過去問を6回分、背景まで含めてきちんと勉強していれば合格ラインには到達するでしょう。
無線工学の勉強に役立つサイト
過去問をやる前に理論を勉強するのは正直、お勧めしません。無線工学に関してはガチで勉強していくと大学の学部レベルの書籍を何冊も勉強しなければなりません。そんなことじゃ到底間に合いません。
過去問を6回分やりつつ、問題ごとに知識を補填していく形が一番効率がいいです。そのためのサイトを紹介します。
日本アマチュア無線連盟正員の宇野 孝さんという方が、過去問の解説を分かりやすく丁寧に書いてくれています(PDFをダウンロードしてください)。背景の技術説明はそこまでありませんが、問題をどう解けばいいのかはこちらが網羅しています。
正直、ここのサイトを超える解説サイト、参考書、本は無いくらい網羅されています。
各年度の過去問の解説や、技術的背景の解説も充実しており、無線工学の知識を根本から学ぶのに最適です。
少々、技術の解説が長くて専門的なので、問題を解く中でどうしても腑に落ちない場合はこちらを参照すると良いでしょう。
法規の勉強に役立つサイト
過去問をやる前に、まずは教科書的なものが欲しいですよね。以下に、一アマ法規に必要な知識の場所を網羅しています。
このサイトには、法規で問われる事項のほぼすべてが網羅されています。非常にシンプルに列挙してくれているので、テキストファイルにコピーして、自分で穴埋め問題集を作って暗記しましょう!
一アマではモールス信号、および略符号が出題される。当ブログへのリンクで恐縮だが、自分の試験対策用にまとめたものです。ぜひご活用ください。
市販の参考書
上記の無線工学に関しては、ある程度、大学の数学、物理、工学の知識がある方向けの無料勉強法です。それらの知識に不安な方や、文系の方は市販の参考書を購入して勉強したほうがいいと思います。以下ではお勧めの書籍を紹介させていただきます。
- やさしく学ぶ 第一級アマチュア無線技士試験(吉村 和昭 (著))
無線工学の法規、無線工学両方を学習できます。演習問題も各項目ごとについているので実践的に学習できます。レビューでは「これ1冊完璧にマスターすれば合格できる。」ともありますのでお勧めです。
※ただし、私が見る限りでは公式やシステムの意味や背景をしっかり理解するには不十分です。まじめに理系を勉強してきた人には物足りないと思いますので、その場合は上記でも紹介した「無線工学を基礎から学ぶ 第1級アマチュア無線技士」サイトを見て勉強したほうがいいでしょう。
- 第一級アマチュア無線技士試験 集中ゼミ (吉川 忠久 (著))
教科書と練習問題の形式で、法規・無線工学両方学習できます。正直、上で紹介した「やさしく学ぶ 第一級アマチュア無線技士試験(吉村 和昭 (著))」とどちらか好きなほうを買えばいいでしょう。
※ただし、私が見る限りでは公式やシステムの意味や背景をしっかり理解するには不十分です。まじめに理系を勉強してきた人には物足りないと思いますので、その場合は上記でも紹介した「無線工学を基礎から学ぶ 第1級アマチュア無線技士」サイトを見て勉強したほうがいいでしょう。
- 第一級アマチュア無線技士試験問題集 第2集 (合格精選450題) (吉川 忠久 (著))
こちらは問題集専用です。解説付きで問題がたくさん掲載されているので、上記2つの教本と、これ一冊を購入して演習を繰り返しましょう。たくさん演習を積みたい方にお勧めです。
- 第一級アマチュア無線技士国家試験 計算問題突破塾 第2集 (吉川 忠久 (著))
文系の方で、計算問題がどうしても苦手な方はこちらの購入もお勧めします。書籍のタイトルのとおり計算問題に特化した対策本です。高校レベルの数学、物理まで掘り下げて解説してくれています。
まとめ
理系の人と文系の人で勉強方法や参考書を買えた方がいいですね。
あと、理系で無線の技術をしっかり勉強したいなら、先に第一級陸上無線技術士(一陸技)を取得することをお勧めします。技術面では一陸技のほうが上位互換なので。
では、勉強頑張ってください!