一アマ 法規 「アマチュア局の発射電波の占有周波数帯幅の許容値」と出題傾向
占有周波数帯幅の許容値(アマチュア局)
アマチュア局の発射電波の占有周波数帯幅の許容値は、無線設備規則(第6条及び別表第2号)で定められている。電波の型式(A1A, F1B, …)ごとに◎◎kHzと定められており、表としては34型式あり、許容値の種類は0.5kHz,2kHz,2.5kHz,3kHz,6kHz,40kHz,3MHzの7種類ある。
しかし、これらを全部事細かに暗記するのは骨が折れる。
唯一の救いは34型式のうち、過半数の18型式は3kHzだ。
だとしても、残り6種類を暗記するのも大変だ。。。
ということで、実際、一アマの試験で過去にどの種類の許容値が出題されたのかを分析してみた。
占有周波数帯幅の許容値の出題は、過去に1回だけ!
なんと、占有周波数帯幅の許容値の出題は、平成26年~令和3年で見ると、令和3年12月試験A-7の1度のみだ!
今後、出るとしてもこの4つの中から再利用される可能性が高いと筆者は考えている。
なので覚えておくべき許容値は、
【A1A】0.5kHz 【A3E】6kHz 【J3E】3kHz 【F1B】2kHz 【F1D】2kHz
の5種類だけだ。これ以外が出たとしても、これだけ覚えていれば消去法で正解確率を上げることができるであろう。
以上!